㈵−8 |
アルゴリズムをどう使用するか |
推奨 |
頭痛を主訴として来院した患者についての鑑別診断で重要な点は,まず二次性頭痛のなかでも危険な(致命的な)頭痛を除外することである.次に片頭痛をはじめとする一次性頭痛を診断する.この時,簡易診断アルゴリズムは,実地診療で頭痛診断の手がかりになる有力な手段の一つである |
推奨のグレード |
B |
背景・目的 |
多忙な実地臨床において頭痛診療を効率的に行うには,迅速で簡潔に診断を進めることができるスクリーニングが手助けになる.いかに効率よく診断が可能であるかという点からもいくつかのアルゴリズムが発表されている.
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解説・エビデンス |
頭痛を主訴として来院した患者についての鑑別診断で重要な点は,まず二次性頭痛のなかでも危険な頭痛を除外することである.この際に,問診,身体所見,神経学的所見が重要で,必要に応じてCTやMRIといった画像診断を施行する.
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参考文献のリスト |
1)Dowson, A. J., Sender, J., Lipscombe, S., Cady, R. K., Tepper, S. J., Smith, R.,
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検索式・参考にした 二次資料 |
・検索 DB : Pub Med ( 04/12/01 )
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備考1 | 図1.危険な頭痛の簡易診断アルゴリズム
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備考2 | 図2.慢性頭痛の簡易診断アルゴリズム
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備考3 | 図3.片頭痛の簡易診断アルゴリズム |