頭痛ダイアリーで頭痛を攻略
頭痛攻略法の手始めは、あなたを悩ます頭痛をじっくり観察することです。そのためには頭痛を記録することが重要です。
頭痛の起こった日時、どのような痛みか(脈打つようか、締め付けられるようか、など)、頭痛はどれくらい続いたか、吐きけや光・音・匂いなどが気になったか、薬を飲んだかどうか、などを記載していただくと、ご自分がどんなときに、どのような頭痛に悩まされるかがわかってきますし、治療を行う医師にもあなたの頭痛の情報がきちんと伝わります。
ここでは頭痛ダイアリーの記載方法を説明します。
- 1枚が4週間の記録となっており、月曜日からスタートします。頭痛が起こった日付を入れてください。
- 月経期間に線を引いてください。
- 一マスが1日で、午前・午後・夜に分けてあります。頭痛の起こった時間帯に合わせて、頭痛の程度を3段階(重度 +++・中等度++・軽度+)で記載し,下段に使用した薬剤名と効果(効いたかどうか)を記載してください.効いた場合は薬剤名の略称を○、やや効いたら△で囲んでください。
- 影響度のところへは日常生活にどれくらい影響があったかを3段階で記載してください。
- MEMOの欄にはずきんずきんとした痛みかどうか、光や音に過敏になったか、吐きけがあったか、などを記載してみてください。頭痛を引き起こしたと考えられること、たとえばイベント、外出、天気、寝すぎ、など気がついたことを書いてください。