頭痛を学ぼう!
頭痛、それは言うまでもなく症状であり、疾患でもあります。そして、その頭痛に関わる診療科は多岐にわたります。わが国の頭痛患者は約4000万人と推定され、健康や生活を脅かす疾患として多くの方が悩んでおり、医師としても様々な立場で頭痛に接する機会があるでしょう。
一方、頭痛医療の進歩は目覚ましく、診断基準の整備やエビデンスの蓄積、新薬の登場などによって「頭痛学」は科学として確立されてきています。もはや独自の経験による診療が許容される時代ではなくなり、頭痛専門医の存在意義が飛躍的に高まってきているのです。
この「頭痛専門医への道」では、各診療科の目線で専門医を目指したきっかけや専門医試験体験談、そして頭痛診療の魅力など専門医のリアルな声をお届けしていきます。ひとりでも多くの医師がこの魅力ある頭痛専門医への道を歩んでくれることを期待します。私たちと一緒に日本の頭痛医療を発展させていきましょう!