㈵−7 |
病診連携は一次性頭痛診療に有用か |
推奨 |
一般医と頭痛専門医による一次性頭痛の病診連携は,頭痛患者の満足度と QOL (quality of life) を高める.一次性頭痛診療の場の病診連携をさらに進めなければならない |
推奨のグレード |
A |
背景・目的 |
多くの一次性頭痛患者は,どこを受診してよいか分からず市販薬 (OTC ; Over-The-Counter) で済ませており,一方で鎮痛薬の服用量が増える,効かなくなってきたという不安感を持っている.また適切な治療がなされておらず,多くの医院・病院を何度も受診する患者も多い.そこで頭痛の病診連携が一次性頭痛の治療に有効であるか検討した.
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解説・エビデンス |
一次性頭痛は,一般医から頭痛専門医への紹介で頭痛に対する恐れ,さらに頭痛そのものが軽減でき,かつ QOL も向上する 1)2)3)4) .
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参考文献のリスト |
1) Bekkelund SI, Salvesen R: Patients satisfaction with a neurological specialist |
検索式・参考にした 二次資料 |
・検索 DB : PubMed (04/11/21) Headache & referral 394 & specialist 23 Headache & referral system 58 |