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新規発症持続性連日性頭痛はどのように診断し治療するか |
推奨 |
1. 診断 新規発症持続性連日性頭痛は,国際頭痛分類第 2 版( ICHD- ㈼)に準拠して診断する 2. 治療 新規発症持続性連日性頭痛の治療法に関し明確な基準は無いが,自然に寛解するタイプと,積極的治療法に抵抗性を示す難治性のタイプがあり,長期間頭痛が持続している症例は積極的に薬物による治療を行った方が良いが,治療効果は良くない |
推奨のグレード |
診断:A |
背景・目的 |
新規発症持続性連日性頭痛は, ICHD- ㈼に新しく採用された疾患概念である.しかし最近まで報告は少なく,頭痛の性状,治療効果,予後など詳しいことは不明であった.診断する際に頭痛の発症様式が大切であり,二次性のものを除外する事が重要であると考えられてきた.
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解説・エビデンス |
新規発症持続性連日性頭痛は ICHD- ㈼で,緊張型頭痛でなく,その他の一次性頭痛に分類された 1) .慢性緊張型頭痛の症状と類似点は多いが,異なる頭痛である.つまり発作初期から連日性で寛解期がない.また二次性頭痛(低髄液圧,外傷後,感染症後など)を除外することが重要である. |
参考文献のリスト |
1) Headache Classification Committee of the International Headache Society.
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検索式・参考にした |
new daily persistent headache 52 |