Headache Master School 2013

International Headache Society
Japanese Headache Society

Sosietas Neurologica Japonica
Japan Neurosurgical Society
Japan Headache Association

March 23 and 24, 2013

Tokyo Station Conference
Address: Sapia Tower 1-7-12 Marunouchi• Chiyoda-ku, Tokyo100-0005
Phone: 81-3-6888-8080 Fax 81-3-6888-8062

headache-interested physician, including neurologists, other specialists or
generalists, who wish advanced education in headache medicine

Qualifications for Attendees: those who have(will have) recommendations from each country’s or region’s headache society and an HIS member
-Lectures and speakers:15 world top-class authorities on headache education
-Expected number of people attending the school: 150 persons (Japan-100, Asia-50)

All scientific sessions except sponsored seminars such as luncheon seminars will be conducted in English.

近未来の頭痛研究・医療の発展に寄与する人を育成し、グローバルな活躍をも期待する。その教育の講師陣として、国際頭痛学会はベストメンバーをHeadache Master Schoolに結集させる。

Headache Master Schoolは、国際頭痛学会が学術総会とは別に開催する教育総会であり、第1回は2011年にブラジルで行われた。今回は第2回目の開催となる。第1回のHeadache Master Schoolは対象をプライマリー・ケア医とし、頭痛医療の基礎知識の普及を目的とした。

今回、日本で行われるHeadache Master Schoolの対象は、すでに頭痛研究・医療を行っている医師、あるいは将来、頭痛の専門医療に興味をもつ若手医師を対象とする。すなわち、Advanced Courseとして、大学院課程の修士（マスター）を想定している。そのため、レクチャー（モーニング、ランチョン、ｲﾌﾞﾆﾝｸﾞ等）以外の時間はすべてスモール・グループでCase basedによる対話方式の教育とする。受講者は世界最先端の学者から直々に学ぶことにより、頭痛医学・医療の重要性、難しさ、魅力、奥深さを知り、頭痛医学・医療の需要に貢献する喜びを知ることができる。

頭痛医療の整備と充実は、日本社会で重要な課題となっている。特に慢性頭痛により多くの人が日常生活に支障をきたし、社会的・経済的損失が大きい。また、頭痛が他の様々な疾患の症状であることも多く、正確な診断による疾患予後の改善も専門医に責任が課せられる。頭痛医学・医療の専門家育成が極めて重要な時期に、Headache Master Schoolの果たす役割と貢献度、さらに社会に与えるインパクトは甚大である。

日本人医師が世界の第一人者からface-to-faceで教えを受ける場合、語学の障壁が問題となる。Headache Master Schoolでは、徹底的な予習を行い、学習の準備を行う。Teacherからはレクチャーのスライド内容は事前にStudentに配布され、内容の把握とともに、自主的に文献検索を行う。Case based learningの内容、ディスカッションの流れについても事前に内容を配布する。充分な準備を行うことにより受講者は、英語の障壁を最低限にするのみならず、「かなりのことを知っている」状態でレクチャーを聞き、ディスカッションすることにより、英語力を増強することも可能となる。

Schoolの準備、予習は実行委員および受講者が分担して行い、すべて日本語に訳されたコンテンツとともに日本頭痛学会のホームページ上で共有する。ホームページ上の情報は頭痛学会の全会員がアクセス可能であるため、その内容は日本頭痛学会専門医の生涯学習になることはもちろん、会員全体の医療のレベルアップにも寄与する。